(2017/05/14更新)
Magic Mouse 2を購入して3週間ほど使用してみました。使用感や良い点・悪い点などがわかったきたので、レビューさせて欲しくなった次第です。
通常はiMacなどのデスクトップのMacと一緒に使うケースの多い製品だと思いますが、僕の場合はMacBook Pro(Late2016)に接続して使用してます。
- Magic Mouse 2について
- Magic Mouseとの違い
- 外装と外観レビュー
- 使ってみて良かった点
- 良くないと思った点
- Magic Mouse 2の使い方
- Magic Mouse 2の軌跡が遅い時は
- 電池持ちについて(2017/05/14追記)
- とにかくおすすめ
- 関連記事
Magic Mouse 2について
Apple純正のワイヤレス(Bluetooth)マウスです。
ご覧の通り表面にボタンらしきものが見えないのが特徴ですが、マウスの表面はMulti-Touchに対応しています。Macでの使用を想定しているため、トラックパッドで行えるスワイプやミッションコントロールを、指を使った独自のジェスチャーで実現できます。
ちなみにボタンは見えなくてもちゃんとクリックはできます(笑)。境目がないですが何となく左の方を押せば左クリック、右の方を押せば右クリックとして感知してくれる仕様。
電源は充電式で、iPhoneと同じLightningケーブルから給電できます。そのため電池を入れ替える必要はありません。
Magic Mouseとの違い
僕の場合はこの『Magic Mouse 2』から使い始めたクチですので、前世代の『Magic Mouse』との違いを意識することはありません。調べてみると色々な違いがあるようなので紹介します。
充電式になった
前世代の『Magic Mouse』は電池入れ替え式だったそうです。対して本製品はLightningケーブルから給電できる充電式に。
若干の軽量化
7gだけ軽くなったらしいです。
見た目はほぼ同じ
らしいです。特に面から見たら、ほとんど違いはわからないとか。
細かい点が色々と改良されているようですが、先代の製品から使用しているユーザーからは「思ったより変わってない」という声もあるみたいですね。
外装と外観レビュー
同梱物
箱は他Apple製品と似たような雰囲気。同梱物は、本体に加えて充電に使うLightningケーブル(USB)が付属します。
本体サイズ
- 高さ:2.16 cm
- 幅:5.71 cm
- 奥行き:11.35 cm
とまあ、字面で見てもわかりにくいと思いますがマウスとしては小さめの部類だと思います。僕は手がそんなに大きくないので問題ないですが、手にすっぽりと収まるような大きいマウスが好きな方には合わないかもしれないですね。
iPhone5よりも小さい
充電穴は背面に
背面はこんな感じ。Lightningケーブルの充電穴が下の方にあるのがわかると思います。位置的にちょっと変な感じで充電しないといけないですね。充電スタンドとか無いんでしょうか。
使ってみて良かった点
ジェスチャーは意外とすぐに慣れた
僕はこれまでMacBook Proのトラックパッドを使用してきました。Magic Mouse2のジェスチャーに慣れるためにはある程度の練習を覚悟していました。
ところが想定よりもすぐ慣れることができました。
トラックパッドよりシンプルなアクションに
すぐ慣れることができた要因ですが、トラックパッドのジェスチャーよりも総じて動きがシンプルになっているんですよね。使える指の本数や、触れられるスペースが減少しているのですから当然といえば当然ですが。
従いましてストレスなくすぐに使いこなせるようになりました。
程よい重さ
前世代の『Magic Mouse 』より少しだけ軽量化したそうですが、程よい重さがあり良いと思いました。というのも、軽すぎるとスワイプのジェスチャーでマウスがすっ飛んでいく気がするんですよね。
その点、飛んでいかない程度には重量感があります。操作しにくい重さというわけでもなく、ちょうど良い塩梅です。
電池持ちが良い
3週間ほど使っていますが(1日3〜4時間くらいですかね)まだ本体の電池残量は83%です。ほとんどこまめに充電する必要はなさそうですね。
ちなみに充電時間は公式によると
完全な充電は約2時間で完了し、約1か月またはそれ以上長く使えるほどの余裕あるパワーをもたらします。
とのことです。
感度良し
ジェスチャーにしろカーソル移動にしろ、思った通りに動かなかったことは無いです。ラグもありませんし、快適に使えてます。
ツルツルして気持ち良い
ふざけてるわけじゃないですよ(笑)。本当に表面の質感が良く、意味もなく触りたくなります。
良くないと思った点
慣れすぎると…
強いていうなら、慣れすぎると通常のマウスでもジェスチャーをする癖がついてしまうリスクがあるんじゃないでしょうか。僕自身は、会社で使っている何でも無い普通のマウスでブラウザバックのジェスチャーをしてしまうことが良くあります。
サイズが非常に小さい
後は、僕の場合は平気でしたがやはり製品本体のサイズが非常に小さいという特徴があります。手が大きい方や大きなマウスに慣れている方にはちょっとストレスかもしれないですね。
その場合は、お好きなマウスを使いながら純正のトラックパッドを併用するのがオススメです。
両手で操作する形にはなりますが、右手と左手の負荷が分散して腱鞘炎にもなりにくいと思います。
充電中は使用できない
あとはやっぱり、ひっくり返さないと充電できない点ですかね。これは別にカッコ悪いとかではなく、充電中には使用できないという事を意味しています。
こんな感じ
電池を入れ替えればすぐに使用できた前世代の『Magic Mouse』と比較し、不利とも考えられる点でもありますね。
Magic Mouse 2の使い方
使い方と言いますか、ジェスチャーの紹介ですが。基本以下の6種類ができます。
- スクロール:ホイール付きのマウスと同じように、指一本で上下にスライドすればできます。
- 副ボタンのクリック:ただの右クリックです。何となく右のほうを押しましょう。
- スマートズーム:1本指で2回タップすれば、ブラウザなどのウインドウの一部をズームにできます。
- ページ間をスワイプ:ブラウザの「戻る」「進む」のイメージ。指一本で左右にスクロールすればできます。
- フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ:指2本で左右にスワイプをすることで、全画面のアプリケーションを切り替えれれます。Macはマルチデスクトップに対応してますので、デスクトップ間の切り替えもできます。
- Mission Control:指2本で2回タップすると、実行中のアプリケーションウインドウが画面に散らばり、俯瞰してみることができます(凄い便利!!)
Magic Mouse 2の軌跡が遅い時は
MacBook Proと最初に接続してみて「カーソルの軌跡、遅っ!!」と思いました。
調べてみると同じような声が多く、環境設定で軌跡の速さをマックスにしてもまだ遅かったです。
解消方法は、ターミナルを立ち上げて以下のコマンドを入力した後に再起動するとカーソルの軌跡を速くできます。
defaults write "Apple Global Domain" com.apple.mouse.scaling [設定したい速さ]
[設定したい速さ]の部分には、対応する数値を入れます。1.7が、環境設定で最速にした時と同じだそうです。
ちなみに僕は10.0にして使ってます(笑)。トリプルディスプレイで使っておりスペースが広いため軌跡も速めにしてますが、良い感じです。
電池持ちについて(2017/05/14追記)
3ヶ月弱の間使って、充電の残量が10%くらいになったので充電しました。全く触らない日はほとんどなく、少ない日で1~2時間くらい、多い日で10時間くらいは使ってましたが十分持ってくれたと思います。
とにかくおすすめ
述べてきたように合わない方もいらっしゃると思いますが、基本的には快適に使用できるマウスとしておすすめです。実際の使用感を得るには、家電量販店の店頭にあるMacコーナーにはほぼ置いてあると思いますので、いじってみるのが一番良いと思います。